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『テイルズ オブ ファンタジア』(TALES OF PHANTASIA、略称:TOP / ファンタジア)は、1995年12月15日にナムコ(後のバンダイナムコゲームス)から発売されたスーパーファミコン(以下SFC)用RPG。ゲームボーイアドバンス版・PlayStation Portable版における公称ジャンル名は「伝説のRPG」。 == 概要 == 後に多数のシリーズ作品が発表される『テイルズ オブ』シリーズの第1作目。主人公クレスとその仲間たちが、復活した魔王ダオスを倒すための方法を探すため、時を越えて様々な時代を旅するRPG。世界観には北欧神話のキーワードが盛り込まれ、SF要素も加味されている〔『テイルズ オブ 大全 1995-2011』40頁。〕。作中には前述した北欧神話由来の単語のほか、小説「エターナル・チャンピオン」を想起させる設定、「ネクロノミコン」という名称の武器など、欧米系ファンタジーのファンを喜ばせるギミックが散りばめられている〔『GAME SIDE Vol.13』34頁。〕。 SFC用作品でありながら、オープニングに歌を起用、声優による音声収録といったアニメのような作風であることが話題になった〔『テイルズ オブ クロニクル』12頁。〕。キャラクターデザインは藤島康介。戦闘システムは、当時人気を博していた格闘ゲームに影響されたと思われる〔『GAME SIDE Vol.13』35頁。〕「リニアモーションバトルシステム (LMBS)」というアクションゲームのようなものとなっている。 SFC版の発売後も様々な機種で移植作品が発売されている。1998年に発売されたPlayStation版では「フェイスチャット」という、1997年に発売された次回作『テイルズ オブ デスティニー』で登場した、キャラクター同士が雑談をする「アクティブパーティウィンドウ」を改良したシステムが取り入れられており、以降のシリーズ作品で定番要素として採用されている〔『GAME SIDE Vol.13』58頁。〕。2004年から2006年にかけてはOVA化、2008年から2009年にかけては漫画化された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「テイルズ オブ ファンタジア」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Tales of Phantasia 」があります。 スポンサード リンク
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